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有機農業と土の中の生きもの(藤田正雄)

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1. 大地の鍬-ミミズのはたらき

自然農法や有機農業などに代表される環境保全に配慮した農業を進めるには、ミミズをはじめ多くの生きもののはたらきを積極的に利用することが大切です。ぜひ、ここで紹介する畑に生息するフトミミズ類のはたらきを参考にして、生物との関わりに視点をおき、多くの生きものとの共存をはかった農業に再生するためのヒントにしていただきたい。 ...
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2. 大食漢―ヤスデのはたらき

ヤスデ類は、ミミズ類と同様、有機物の分解に関与しています。ヤスデといえば、八ヶ岳山麓を走るJR小海線の列車を止めたことで有名なキシャヤスデ(汽車ヤスデ)を思い出される方もおられるでしょう。このヤスデは8年ごとに大発生します。これは、幼虫の7年間は土壌中で生活し、8年目に成虫が地上に出てくるためです。キシャヤスデの大発生...
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3. 有機物の分解は微生物と動物の相互作用

大きさや食べ物の異なるさまざまな土壌動物が土のなかで生活しています。地表に堆積する落ち葉などの有機物は、土壌動物に対して生活の場を与えるとともに、それ自体が食べ物となります。ヤスデ類やワラジムシ類のような動物はこれらを食べ、未消化の状態で排泄しますが、この過程で、食べられた落ち葉などの有機物は、細かく、こなごなに砕かれ...
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4. 土壌生物の目線で「農」を考える

身近な生きものの見方を変えてみよう 作物栽培の場である農地に作物以外の野生生物(病害虫や雑草など)が見られた場合、「農地に作物を害する病害虫や雑草が発生した」と考えるのと、「いろいろな生きものが生活しているところで作物を栽培している」と考えるのでは、その対応のしかたが異なってきます。 前者では人間の論理で、作物を保...
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5. 大地のプランクトン-トビムシ

ハクサイなど葉物の収穫残渣と土壌との間に白い小さな虫が多数いるのを見られた方もおられると思います。これが、トビムシです(写真)。森林や畑地の節足動物のなかで、ササラダニ類とともに最も多くみられるグループです。 [菌糸を食べるトビムシ(中村好男氏撮影)] トビムシ類は、翅をもつようになる前の原始的な昆虫で、「飛ぶ...
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