書籍紹介『天敵利用の基礎と実際 減農薬のための上手な使い方』
『天敵利用の基礎と実際 減農薬のための上手な使い方』根本久・和田哲夫 編著(農文協)
天敵「製剤」(農薬)が出揃って一定の技術が確立してきた施設(果菜)栽培と、害虫防除の生態系や資材が大きく異なる露地(野菜、果樹)栽培、また施設の葉菜栽培その他では、天敵防除はアプローチの仕方が大きく分かれます。
本書では、このように異なるそれぞれの天敵活用の実際を再整理し、間違いのない活用法、減農薬につながる具体的技術を示しています。
本書の「施設栽培 有機栽培での天敵利用」は、本年10月26-27日につくば市で開催される「有機農業研究者会議2016」の講師である長坂幸吉氏と杜建明氏が担当されています。
本書と合わせ、有機農業研究者会議へのご参加をご検討ください。