宮城県大崎市「世界農業遺産推進フォーラム」
平成29年12月、イタリア・ローマに本部のある国連食糧農業機関(FAO)より、大崎地域の持続可能な水田農業と、それを支える伝統的な水管理システムが世界農業遺産に認定されました。
「やませ」による冷害や洪水、渇水などの厳しい自然条件を巧みな水管理で克服する「大崎耕土」の伝統的水管理システムは、持続可能な水田農業と農文化、水田や水路、屋敷林「居久根(いぐね)」がつなぐ生物多様性に富んだ優れた農村景観を継承する未来に残すべき「生きた遺産」として、その重要性が世界に認められました。
世界農業遺産の認定は、農業者のみならず、全ての地域住民にとって、地域の誇りをより一層深めることのできる大変名誉な出来事です。
本報告会では、世界農業遺産認定という出発点に立った今、先人の知恵と努力によって育まれてきた地域資源の重要性についての理解を深めるとともに、次世代へ継承するための施策と展望について、地域の皆様と共に学び、考えることを目的として開催します。
開催日
午後1時開場 午後2時開演(午後4時30分終了予定)
会場
宮城県大崎合同庁舎 大会議室
住所: 宮城県大崎市古川旭四丁目1-1 → 地図
参加料金
無料
主催
大崎地域世界農業遺産推進協議会(構成市町:大崎市、涌谷町、美里町、色麻町、加美町)
問い合わせ先
大崎地域世界農業遺産推進協議会事務局(大崎市産業経済部産業政策課内)
TEL 0229-23-2281 ファクス 0229-23-7578
参考webサイト
チラシおよび参加申込書
日程
午後2時 開会セレモニー
午後2時15分 報告
午後2時30分 基調講演「世界農業遺産の意義と可能性」
講師:東洋大学社会学部 教授 青木 辰司 氏
午後3時20分 パネルディスカッション「世界農業遺産を活かし、育むために(仮題)」
コーディネーター:一般社団法人ロハス・ビジネスアライアンス共同代表大和田 順子 氏
パネリスト:大崎土地改良区 理事長 菅原 勘一 氏、全国エコファーマーネットワーク 前会長 佐々木 陽悦 氏、古川農業協同組合 代表理事組合長 佐々木 稔 氏、(株)はなやか 代表 伊藤 惠子 氏
午後4時25分 閉会あいさつ
※都合によりプログラム内容が変更になる場合がありますので、ご了承ください。