有機農業をはじめよう/イベント情報

長野市にて「コロナ後の食と農を考える学習会」【9/4】

昨年、長野県にも甚大な被害をもたらした台風19号、新型コロナ禍、長梅雨と猛暑など、人類の生存を脅かすような事態が相次ぎ、田畑の農作物たちも喘いでいます。

経済社会も大きな影響を受け、「今だけ、金だけ、自分だけ」を追求してきたグローバリゼーション一辺倒の経済や、「食」と「農」のあり方、私たちの暮らし方も問われています。

こうした中、2020年8月18日の日本農業新聞に、東京大学大学院の鈴木宣弘教授の「コロナ禍 豊かに暮らせる社会 鍵は無理しない農業」のコラムが掲載されました。

鈴木教授は、これからは、国民が日本全国の地域で豊かで健康的に暮らせる社会を取り戻さねばならない。そのためには、地域の基盤となる農林水産業が持続できることが不可欠だ。それは、家族農業を『淘汰』して、メガ・ギガファームが生き残ることでは実現できない。安いものには必ずワケがある。本当に『安い』のは、身近で地域の暮らしを支える多様な経営が供給してくれる安全・安心な食材だ」と説かれました。8月20日の農業協同組合新聞の「なぜ日本の食の安全基準だけが緩められてしまうのか」では「安全を評価するのは消費者だ。日本でそれができないのは消費者の声と動きが小さいからだ。客観的情報をしっかり共有して、もっと存在感を示そう」と呼びかけられています。
思わず膝を叩きたくなるフレーズです。

「無理をしない農業や客観的情報について詳しくお話をお聴きしたい」とお願いしたところ、お忙しい中にも関わらずご快諾くださいました。
この機会に、ご一緒に、これからの食と農を考えましょう。

ご友人やお知り合いにもお声がけいただき、多数のご参加をお待ちしています。

呼びかけ人:野池元基(たぁくらたぁ編集長、農家)、鎌仲ひとみ(映画監督)、臼井健二・朋子(シャンティクティ)、櫻井正喜(八百屋BIOSK)、吉田百助(フリーライター)、竹内淳子(OBUSE食と農の未来会議)、ほか増殖中


開催日

2020年9月4日(金曜日)
19:00~21:00(開場:18:30〜)

会場

長野市生涯学習センター 4階大会議室2
住所: 長野県長野市大字鶴賀1200  → 地図

参加料金

1000円以上(講師への御礼とカンパを含め任意でご協力をお願いいたします)
参加申込フォームより、お申込みください。

問い合わせ先

E-mail:organic0904◆gmail.com
※E-mailアドレスは”◆”を”@”に変換してください。