有機農業をはじめよう/イベント情報

有機農業を核とした生産者や地域のネットワーク化推進のための対話【12/3】

有機農業の拡大が続くEUにおける調査から、有機農業の拡大には、有機農業に取り組む農業者自身のネットワーク化に加え、EUや行政との連携、農業会議所のような農業団体との連携、ディスカウントストアを含む多様な事業者の参入による販路の拡大など、生産から販売、更には地域における様々なネットワークの拡大や深化を伴う長い期間の展開があることがわかってきました。

日本でも、このように農業者、消費者、事業者、更には地域行政などが連携しています。

本会では、平成30年度農林水産政策科学研究委託事業「EUの有機農業振興のための戦略~我が国への示唆~」の一環として、これまでに取組んだ調査結果を発表するとともに、有機農業者グループ、行政施策のネットワーク化の進展について知識を共有し、今後の展開について議論します。


開催日

2020年12月3日(木)
13:30~16:30

参加料金

無料 ただし 12月1日(火)までに、こちらからお申し込みください。

主催

名古屋大学大学院 環境学研究科 持続的共発展教育研究センター

共催

グローカル教育センター(GleC) / おきなわ教育ラボ

参考webサイト

名古屋大学持続的共発展教育研究センター: http://ercscd.env.nagoya-u.ac.jp/jpn/announcements/event/2020123eu.html

チラシおよび参加申込書

日程

13:30 全体説明及びドイツにおける有機農業政策の最新事情
(名古屋大学大学院環境学研究科教授 香坂 玲)
13:40 朝市村から広がる新規就農者のネットワーク
(オーガニックファーマーズ名古屋代表 吉野 隆子)
14:05 フランスにおける有機農業振興のネットワーク
(東北大学大学院農学研究科准教授 石井 圭一)
14:25 我が国における有機農業施策の動向
(農林水産省生産局農業環境対策課課長補佐 嶋田 光雄)
14:50 我が国における有機農業振興のネットワーク
(名古屋大学大学院環境学研究科研究員 三宅 良尚)
休憩
15:15 生産者によるネットワーク構築の必要性
((株)Ohana本舗代表取締役社長 赤嶺 祐司)
15:30 座談会・質疑
○ドイツ・ボン市より中継 ドイツ有機農家 セバスチャン・ルーマー
「ドイツ農業の若手後継者に聞く:「You はなぜ 有機農業へ?」(※通訳有)」
○沖縄より中継  国内有機農家 新島ファーム 平良 将豊・奈美子夫妻
「沖縄の若手後継者に聞く:
「島やさいをベジんちゅへ:販路の工夫と消費者との交流」」
質疑応答