十勝有機農業ワークショップ2012
全国の中でも北海道は生産者の質・数ともに有機農業先進地域です。道内最大の農業生産地帯であり、大規模畑作が主流である十勝管内においても有機農業への取り組みが増え、環境に優しく持続的な農業生産技術としての期待も高まりつつあります。
本ワークショップでは国内の有機農業・持続的農業に関する研究を紹介するとともに、有機農業における先進的な生産者からの事例報告を頂き、今後の北海道での有機農業研究の円滑な推進と情報収集、及び今後の十勝・北海道に適した有機農業・環境に優しい持続的農業の発展に資することを目的とします。
詳細やお申し込みについてはチラシをご覧ください。
日時
2012年7月5日 13:20~17:00
場所
とかちプラザ・2F・視聴覚室(北海道帯広市西4条南13丁目)
主催・申込先
北海道農業研究センター
内容
第1部 研究紹介
省耕起と低速心破による土壌管理法 ―持続的農業のための土づくりの提言―
(株)イーエス総合研究所・特別研究員 相馬尅之
作物の風味をめぐる化学物質の話 -植物の情報発信・防御反応はおいしさに影響する?-
中央農業総合研究センター 主任研究員 田中福代
農業における三位一体「植物・肥料・微生物」の科学的解明と自然共生型農業
北海道農業研究センター 主任研究員 池田成志
農研機構における有機農業研究の進捗状況と今後の課題
中央農業総合研究センター 上席研究員 三浦重典
第2部 現地報告
有機農業現場における、私の工夫
北海道当麻町 (有)当麻グリーンライフ 代表取締役社長 瀬川 守
耕畜複合型圃場活用法による持続的農業の提案
北海道標津町 (有)興農ファーム 代表取締役 本田廣一
本州における大規模有機農業経営
群馬県藤岡市 (有)古代米浦部農園 代表取締役 浦部 修
北海道有機農業から次の世代への展望を拓く
茨城大学名誉教授 中島紀一
[googleMap name=”とかちプラザ”]北海道帯広市西4条南13丁目[/googleMap]