有機農業研究者会議2012
有機農業推進法を受けて、国、地方自治体をはじめ有機農業推進への様々な取り組みがなされようとしています。栽培技術に関して様々な技術開発の取り組みがある一方で、流通や認証の現場でも様々な動きがあります。しかしその情報交流の場は少ないのが現状です。そこで、国、地方自治体、大学および民間の研究者など有機農業の試験研究に従事または関心のある方々と、有機農業実施者および流通や認証関係者とが情報交流を行える場として、「有機農業研究者会議2012」を開催します。
詳細や申込についてはチラシをご覧ください。
日時
2012年10月24日(水)13時~25日(木)12時(1泊2日)
会場
文部科学省研究交流センター 国際会議場
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-5
意見交換会場
レストランエスポワール(つくば国際会議場(エポカルつくば)内:会場より徒歩3分)
主催
「有機農業研究者会議2012」実行委員会
共催
(独)農研機構・中央農業総合研究センター、有機農業参入促進協議会
後援
農林水産省
参加費
資料代:3,000円 意見交換会費:5,000円
内容
第1部 土づくりと有機農業 (24日 13:15~15:15)
陽 捷行 (農業大学校)
「土と健康 -環境を基とした農医連携の必要性-」
秋山 貴紀 (タキイ種苗(株))
「緑肥を活用した土づくりの現状と展望」
橋本 力男 (堆肥・育土研究所)
「堆肥のつくり方・使い方 -畑でおいしい水をつくる-」
座長 加藤 直人 ((独)農研機構・中央農業総合研究センター)
第2部 生産・流通・販売事例 (24日 15:30~17:00)
八尋 健次 (伊都安蔵里:福岡県)
「食育主婦による有機野菜販売のネットワークづくり」
加藤 英治 (栃木県MOA自然農法那須黒羽営農研究会)
「都市近郊における大規模有機栽培」
パネルディスカッション
座長 木嶋 利男 (有機農業参入促進協議会)
意見交換会 (24日 17:30~19:30)
第3部 有機農業研究の最前線 (25日 9:00~12:00)
高橋 英樹 (東北大学)
「有機栽培イネ細胞間隙に由来する微生物の解析と病害防除」
柳沼 勝彦 ((独)農研機構・果樹研究所)
「木村秋則氏が実践するリンゴの自然栽培の可能性」
仲川 晃生 ((独)農研機構・中央農業総合研究センター)
「ジャガイモ有機栽培技術の開発」
森 則子 (佐賀県農業試験研究センター)
「九州における二毛作体系(水稲‐麦)の有機栽培技術について」
座長 本多 健一郎 ((独)農研機構・中央農業総合研究センター)
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