有機農業をはじめよう/実践事例集

新規就農事例15.法人就職

法人就職して果実栽培を実践。

プロフィール

氏 名:伊藤 孝司 さん(1963年生まれ。法人就職11年目)

家族構成:本人、妻、子供2人

所属団体:㈲鶴田有機農園

所属団体住所:熊本県葦北郡芦北町田浦3461

主な栽培品目:柑橘

経営面積:約11ha

販 路:イオン、学校給食、生協、宅配など

従業員:役員3人、正社員9人、パート8人

担当職:栽培全般

就職業種に有機農業を選んだ理由

以前から環境問題、食に関する問題に興味があったためです。

団体への就職を選んだ理由

関東の「新・農業人フェア」にて「鶴田有機農園」会長の面接を受けました。そのときはまだ、どのような農業をするのか、移住先も決めていませんでした。その後、群馬県と長野県の野菜農家を訪問し面接しましたが、不採用や条件が合わず辞退したこともありしました。その結果、まず栽培技術を身に付けること、社員として安定した収入が得られることを優先して、会長に相談し「鶴田有機農園」にお世話になることにしました。

栽培技術の習得

栽培技術の習得は大変難しく今でも修行中です。

苦労した点

重労働(夏場など)。低賃金(同年代と比較して)。繁忙期の長時間労働。地域の様子を知らないところでの生活による地域住民とのトラブルなどさまざまです。

よかった点

健康的な暮らし。子育てなど情操面で良い環境にあることです。

独立就農を考えていますか?

今のところ考えていません。経験を積めば積むほど独立は難しいと感じています。

就職希望者への一言

農業の技術習得には終わりはないと思います。焦らずにじっくり取り組む方がよいと考えています。移住しての就農はかなりの覚悟、勇気が必要とですし、それなりにリスクもあります。家族とよく話し合って、みんなが納得してから決断すべきです。生活の場、地域の人達との関わり合い、コミュニケーションも大事です。