第14回有機農業公開セミナーin福島
~有機農業が地域に広がることのメリットを考える~
有機農業の推進には、就農窓口となる地方公共団体の参入受入体制の整備が欠かせません。地方公共団体において参入受入体制を整備するには、まず「有機農業が地域に広がることのメリット」を理解し、首長および担当者が地域農業振興の有力な手段として有機農業の推進に取り組めるようになる必要があります。
いっぽう、我が国の農業就業人口は直近の15年間で4割減少し、その平均年齢は約66歳と高齢化が進んでいます。耕作面積は約50年間で150万ha減少し、耕作放棄地は滋賀県の面積に匹敵する40万haと年々増加しています。この現状を打開し、持続性のある農業構造を実現するために、国は新規就農者の確保と定着を重要施策と位置づけ、青年就農給付金制度などの支援事業を実施しています。
新規就農希望者の有機農業への志向は高く、新・農業人フェア参加者の約28%が有機農業を希望し、65%が有機農業に興味を持っています(「全国農業会議所」調べ)。
そこで本年度、当協議会が農林水産省より受託した「有機農業参入支援データ作成事業」の調査結果および先進的な取り組み事例をもとに、有機農業が地域に広がることのメリット、中でも有機農業を志向する新規就農者の受け入れが地域の経済、活動などに及ぼす効果について、学び合い考える場として、公開セミナーを開催いたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
チラシおよび参加申込書(PDF)はこちらをご覧ください。
当公開セミナーは終了いたしました。
「第14回有機農業公開セミナーin福島 資料集」 は、「データベース 講習会資料」よりダウンロードが可能です。
開催日
会場
福島県文化センター 小ホール
住所: 福島県福島市春日町5-54 → 地図
参加料金
1,000円(資料代)、1,000円(現地見学代)
主催
有機農業参入促進協議会
後援
農林水産省、福島県、福島市、福島県有機農業ネットワーク
問い合わせ先
有機農業参入促進協議会事務局
〒390-1401 長野県松本市波田5632
TEL&FAX:0263-92-6622
参考webサイト
福島県文化センターへのアクセス: http://www.culture-center.fks.ed.jp/01access/
福島市内旅館・ホテルの案内: http://www.fukushima-yado.com/
チラシおよび参加申込書
日程
3月17日 基調講演とパネルディスカッション
12:00~ 受付
13:00~13:30 開会式
13:30~14:30 基調講演「有機農業が地域に広がることのメリット」大江正章(コモンズ)
14:30~14:40 休憩
14:40~16:10 先進事例発表(3例)菅野正寿(福島県有機農業ネットワーク)、田下三枝子(埼玉県、風の丘ファーム)、村山邦彦(伊賀有機農業推進協議会)
16:10~16:20 休憩
16:20~17:30 パネルディスカッション「有機農業が地域に広がることのメリットを考える」
コーディネーター 波夛野豪(三重大学)
パネラー 講演者、事例発表者、農林水産省担当官ほか
18:00~20:00 情報交換会 5,000円
ホテル福島グリーンパレス
(福島県福島市太田町13-53 Tel:024-533-1171)
3月18日 現地見学会
9:00 福島駅集合、マイクロバスにて移動
二本松市東和地区(ワイン工場、新規就農者、道の駅ふくしま東和、農家民宿、放射能汚染対策実証圃など)
14:00 福島駅解散
※ 発表者は都合により変更する場合があります。