有機農業における草を活かす技術を科学する
-草をもって草を制し、土を変えるリビングマルチの新技術-
近年、リビングマルチのもつ物質循環、圃場面被覆および生物多様性などの機能を活用した高品質の野菜作りについて、各地で様々な取組がなされています。
日本有機農業学会では、リビングマルチの効果や可能性について、自然草生も含めた圃場内植生の有する抑草効果や土壌改善効果等に果たす役割などの観点から、最新の科学的な知見も交えて議論し、有機農業における草を活かす技術の方向性について、研究会を開催します。
開催日
2014年7月5日(土)
13:30~17:30
13:30~17:30
会場
東京農業大学 世田谷キャンパス 1号館2階231教室
住所: 東京都世田谷区桜丘1丁目1-1 → 地図
参加料金
無料 ※事前申し込みは必要ありません。
主催
日本有機農業学会
共催
日本雑草学会有機農業技術研究部会
問い合わせ先
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所
嶺田 拓也
TEL: 029-838-7668/FAX: 029-838-7609
mail: minetaku@affrc.go.jp
参考webサイト
チラシおよび参加申込書
日程
13:30 主催者挨拶
13:40 帰農志塾における有機農業 -とくにクズ麦利用のリビングマルチについて-
帰農志塾 戸松 正 ・ 戸松 礼菜
14:10 アレロパシー活性の強い緑肥や被覆植物を用いた抑草の可能性
東京農工大学 藤井 義晴
14:40 野菜の有機栽培における草生利用
山梨県総合農業技術センター 赤池一彦
15:10 農作業と雑草
東京農業大学 田島 淳
15:40 帰農志塾のリビングマルチから学んだこと -茨城大学FSCの事例と途上国への応用の可能性について―
東京農工大学・連合大学院 松浦江里
16:15 総合討論
17:30 閉会挨拶