熊本県の有機農業の実態を明らかにした報告書が完成
熊本県有機農業研究会では、有機農業の実態を把握し有機農業への参入促進を図るため、県の委託を受けアンケートによる県下の有機農業の広がりの実態調査と、農家の努力で培われてきた有機農業の技の聞き取り調査を実施し、『平成26年度熊本県内有機農業者の技術・経営体系化等事業報告書』としてまとめました。
アンケート調査に答えた有機農家は、452戸(うち、有機JAS認定農家は170戸)であり、県内の有機農業の実態を明らかにしています。
ぜひ、本報告書を参考にし、各都道府県の有機農業の実態を明らかにしたうえで、平成26年4月に新たに策定された「有機農業の推進に関する基本的な方針」で目標とされている「おおむね平成30年度までに、我が国の耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を倍増(0.4%→1%)」するための具体的な取り組みに、役立てていただきたいと思います。