有機農業をはじめよう/お知らせ

太平物産(株)が生産し、全農が供給した肥料についての対応

当協議会あて、「太平物産(株)が生産し、全農が供給した肥料についての対応」に関する農林水産省生産局農業環境対策課長通知(平成27年11月20日付け)をいただきましたので、関係者の皆様にお知らせいたします。

全農が当該肥料について窒素全量や化学肥料由来窒素の含有率等を公表を行いました。

農林水産省では、環境直接支払の5割低減の取組の要件の適否に資するよう、都道府県に周知し、都道府県を通じて市町村や関係機関に周知を依頼しました。

環境直接支払における有機農業の取組においては、肥料に含まれる化学合成された窒素成分量だけでなく、有機農産物の日本農林規格別表1の肥料以外の肥料を使用していないこと等の要件を満たしていることが必要です。

11月20日付農林水産省食料産業局食品製造課長通知のとおり、「おらほの肥やし(平成25年9月12日以降製造分。)」については有機農産物規格において使用できないものであることが判明しています。
それ以外の当該肥料を平成27年度の環境直接支払の有機農業の取組を実施するほ場において使用した場合は、

①有機農産物規格別表1に定められた基準を満たしていることを証明する書類等を保管する必要があることから、申請者は肥料を購入したJAから当該書類を収集すること

②市町村は申請者が保管した当該書類をもとに要件を確認したうえで交付の可否を判断すること

に留意してください。