有機農業をはじめよう/お知らせ

農業共済新聞に「有機農業実践講座~落葉果樹~」開催が紹介されました

平成28年2月17日付け 農業共済新聞 山形支局面にて、当協議会が主催した「有機農業実践講座~落葉果樹~」が紹介されました。  (新聞記事

地元山形県内をはじめ、北海道から九州まで、農業者や地方自治体関係者など多数の参加がございました。

北海道農業研究センターの池田成志氏の基調講演では、
○植物共生微生物の働きを上手く利用することで、農薬や化学肥料を節減でき、しかも農産物の品質(貯蔵性、機能性成分、美味しさなど)を向上することが可能であること
○過剰な化学肥料の使用は、有用微生物の働きを阻害することが多いこと
○有用微生物と共存できる農業技術の開発が急がれること
○良い微生物と共生するには、苗づくりの段階から良い環境で育てることが大切であること
○光の当たり具合が、共生微生物の働きにも影響すること
などについて、最新の研究成果を交えて紹介がありました。

事例発表者からは
○観察が大切であること
○有機農産物と言えども、良くできた作物は見た目も良いこと
○有機農業を実施するにはそれなりの覚悟が必要であること
などについて、事例をもとに紹介されました。

参加者からは
○池田氏の講演を通して、目に見えない微生物や環境の大切さを改めて感じたこと
○落葉果樹栽培の情報が少ないなか、貴重な取り組み状況を聞け、参考になったこと
○無農薬栽培は無理と諦めていたが、再度挑戦しようと思ったこと
などの感想が寄せられました。

「有機農業はじめよう!」講習会資料シリーズは、こちらよりダウンロードが可能です。

ぜひ、ご活用ください。