☆★☆「有参協通信」☆★☆ 2022年12月26日 第19号
☆★☆「有参協通信」☆★☆
2022年12月26日 第19号 有機農業参入促進協議会事務局
「有参協通信」を不定期で配信させていただきます。
農林水産省では、令和4年度補正予算および令和5年度予算の概算額を決定しました。
みどりの食料システム戦略推進事業として、地域ぐるみで有機農業に取り組む市町村に対し、有機農業の団地化や学校給食等での利用など、有機農業の生産から消費まで農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻きこんだ事業への支援を予定しています。
また、新たに有機農業の生産を開始する農業者に、転換初年度の農地に10aあたり2万円以内の必要経費の支援も予定しています。
自治体、農業者には、補助金ありきで取り組む事業ではなく、継続して取り組むためのきっかけにしていただきたいものです。
来年3月に有機農業への転換をテーマに第27回公開セミナーを開催します。
講師は、2022年3月の衆議院農林水産委員会にて、参考人として発言された谷口吉光氏と大塚裕樹氏です。
有機農業への転換には何が必要かを、ともに考えていきたいと思います。
《今号のメニュー》
1.有機農業講座「堆肥づくり、土づくり」のご案内【2/25-26】
2.第27回公開セミナー「有機農業に転換するには何が必要か？」のご案内【3/7】
3.賛助会員を募集します
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1.有機農業講座「堆肥づくり、土づくり」のご案内
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2023年2月25日（土）～26日（日）に、講義と質疑応答を3つテーマについて、オンラインで開催します。
講義1「健康な土を育む土づくりとは」
講義2「堆肥づくりの基本～養分バランスのとれた堆肥とは」
講義3「堆肥の上手な使い方～養分の供給と生物性の改善」
地域のさまざまな有機物や無機物資源を適正に配合をすることで、用途の異なる堆肥をつくることが可能となり、地域資源の循環、耕畜連携が図れるようになります。しかも、堆肥づくりは農家の科学的知識や経験が反映されやすく、その出来栄えは農家の腕の見せ所でもあります。
私たちは、多種多様な食材を食べることで免疫力の向上や健康増進を図っており、土づくりも同様に考えることが大切です。
本講座では、土壌の特性や作付け作物にあった良質な堆肥づくりとその使い方、病害虫への抵抗力をもった健康な土づくりの方法を学びます。
これから有機農業をはじめようとする方、すでに実施している方にとっても、有益な講座です。
お申込みいただいた方には、講座の動画を配信します。
会員には、割引料金で視聴いただけます。
講座の詳しくはこちらをご覧ください。
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2.第27回公開セミナー「有機農業に転換するには何が必要か？」のご案内
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2023年3月7日（火）13時30分から16時までオンラインにて開催します。
2022年7月、「みどりの食料システム戦略」が法制化されました。環境負荷の低減と生産性の向上という一見、相矛盾する課題への挑戦ですが、それを乗り越えるための意欲的な政策として高く評価できます。
その中の重要施策として、2050年までに耕地面積に占める有機農業の割合を25％（100万ha）や化学農薬の5割削減、化学肥料の3割削減が挙げられています。この目標を実現するには、慣行農家が農薬、化学肥料の使用量を減らし、有機農業への転換を図る必要があります。この目標は農家のみの課題ではなく、国、自治体、JA、消費者など農家を取り巻く関係者がともに取り組むことが大切です。
そこで、有機農業への転換の課題をテーマに、基調講演「有機農業への転換には何が必要か？」と事例報告を実施します。今までのやり方を変えるには、農家自身の決断が必要です。それを後押しするために必要な技術、販路と政策面での支援についてともに考えていきましょう。
これから有機農業への転換を考えている方、すでに実施している方にとっても、有益なセミナーです。
会員には、割引料金で視聴いただけます。
セミナーの詳しくはこちらをご覧ください。
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3.賛助会員を募集します
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◇お問い合わせ先
有機農業参入促進協議会事務局
TEL：050-5362-1815
E-mail:office◆yuki-hajimeru.net
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